尿酸値が低い2つの原因 低いのに痛風発作の症状が起こる謎とは?

尿酸値が低い2つの原因 低いのに痛風発作の症状が起こる謎とは?

 

 

尿酸値が高くて悩んでいる方は多いですが、中には『尿酸値が低い…』という悩みを抱えている方もいます。

 

そもそも、尿酸値が高い原因や症状は有名なのですぐわかりますが、尿酸値が低い原因や、尿酸値が低いのに痛風発作の症状が出てしまうのは一体なぜでしょうか？

 

尿酸値が低い原因や、痛風発作の症状が出てしまう原因についてご紹介させて頂きます。

 

 

尿酸値が低い原因って？？

尿酸値が低い原因ってなかなか知らないと思うんですが、大体この原因が多いんです。

 

①遺伝的に腎臓から尿酸が排出されやすい体質

 

これを「腎性低尿酸結晶」と言います。

ちなみに日本人に比較的多くて、「男性で500人に1人（0.2％）」「女性で250人に1人（0.4％）」と推計されています。

※https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001108/1/renal-hypuricemia_kaisetsu.pdf日本痛風・尿酸核酸学会より

 

 

②尿酸値が高く、尿酸値を下げる薬で急激に尿酸値が下がる原因

これはそのまんまですが、もともと尿酸値が高くて、尿酸値を下げる為に薬を飲んで、尿酸値が下がりすぎる症状です。

…尿酸値の基準値は男女ともに『2.1～7.0mg/dL』ですが、『1.5mg/dL以下』になった場合注意が必要です。

⇒ 尿酸値【基準値】の詳しい記事はこちら

 

 

尿酸値が低い症状って？？

尿酸値が低い場合の症状ですが、普段は無症状がほとんどです。

ですが、急激な運動後の「急性腎障害」や、「尿路結石」などの合併症の症状が起こる場合があります。

 

注意すべき点ですが、腎障害からくる背部痛や腰痛が、運動後の筋肉痛や疲労と勘違いされやすい点を気をつけましょう。

 

なお、症状がなければ特に治療の必要はないんです。ただ、激しい運動をする前にはしっかり水分を摂るなど気をつけましょう。

 

 

尿酸値が低いのに痛風発作の症状が起きる？？

痛風発作の症状って尿酸値が高いから起こるんじゃないの？と思っている方が多いですが、尿酸値が低い場合でも痛風発作の症状が起こる場合もあります。

これは、尿酸値を下げる為に、薬などで急激に尿酸値を下げた場合に、痛風発作が起きやすくなるというのが臨床的にしばしば見られている事からなんです。その明確な理由ですが、今のところわかっていないんです……

 

……一般的に、尿酸値が高くて数値が上がりすぎている方が痛風発作が起きる可能性が高いというのが有名ですが、尿酸値が低いのに痛風発作が起きる症状もあります（汗）

 

尿酸値が高いと痛風発作、尿酸値が低くても痛風発作？？

それじゃあどっちもダメじゃん！という事になってしまいますが、尿酸値が低い場合の痛風発作の原因症状は少々特殊なんです。

 

 

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尿酸値が低い2つの原因と、尿酸値が低いのに痛風発作の症状が起こる謎とは?をご紹介させて頂きました。

いかがでしたでしょうか？

 

尿酸値が高くて困っている方は非常に多いですが、中には尿酸値が低いという特殊な悩みを抱えている方もいらっしゃるという事がわかりました。

 

私は尿酸値が9以上と「高い」方で悩んでいた部類でしたが、尿酸値が低い方でも痛風発作の症状が出て悩んでいたりとなかなか複雑です…

 

でも、すべてに言える事ですが、遺伝的なものは除いたとして、規則正しい生活と食生活、適度な運動は本当に大切だなぁと実感しています。

 

～ＰＳ～
「尿酸値を下げた3つの方法」などは下記リンク先にありますのでご参考にしてみてください。

⇒ 40代サラリーマンの私が尿酸値を下げて痛風や合併症の不安から解放された3つの方法

 

尿酸値が低い2つの原因 低いのに痛風発作の症状が起こる謎とは?のご紹介でした☆

 

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